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赤まきについて |
先代「橋本製菓店」から私 橋本博之「菓子工房ル・モンド」が受け継いで 半世紀以上牛深銘菓「赤まき」を作り続けております。牛深が「赤まき」の発祥で、由来は昔から牛深では神様に赤米でついたお餅をお供えしていて大漁を祈願していたそうです。「赤まき」もお供えしたのかも?^^また、「赤まき」は縁起がいい食べ物として漁師さんは好んでお茶菓子や船にも持って行き食されていたそうです。私の知る「赤まき」は、物心がついた頃から存在していました。その頃の橋本製菓店では、赤まきより 四国の「タルト」に似たスポンジに餡子を塗って巻いただけの「カステラ巻き」通称「大砲巻き」と言う名のお菓子が有りました。戦時中から有ったお菓子だからそんな名が付けられてたのかと思われますが、その「大砲巻」に赤いお餅を巻いたのが「赤まき」です。その当時は「赤まき」より「大砲巻」が売れていた記憶があります。今では「赤まき」は牛深郷土菓子から天草郷土菓子として親しまれ、天草のお土産として人気が高い商品です。地元 牛深では結婚式に紅白の「赤まき」を引出物に使ったり、白と緑(抹茶)の餅で巻いたお菓子を法事で使ったりして昔から親しまれています。 |
合わせ羊羹について |
「合わせ羊羹」も「赤まき」と並び昔から牛深で親しまれてきた郷土菓子です。先代から作り続けております。材料に北海道産の白いお豆「大手亡」を時間を掛けて煮て羊羹を作ります。和菓子に合うスポンジを焼きそれを挟んでサンドイッチみたいなお菓子が完成します。豆の風味がして、とても美味しいお菓子です。お茶受けには最高ですよ~♪ 地元牛深では「赤まき」より「合わせ羊羹」が美味しいと好評です。因みに東日本では、「シベリア」という名前のお菓子が存在しますが、この「合わせ羊羹」と非常に似てますw どっちがルーツなんでしょう!? |
カステラについて |
原材料は新鮮な鶏卵と上白糖・薄力粉・ハチ密・水飴を使い添加物は一切使用していません。シンプルなレシピーですが、昔ながらの製法でじっくり時間を掛けて生地を攪拌して焼き上げるまで2時間以上掛かります。東京式と長崎式と有りますが、このカステラは長崎式で小麦粉が少なく、バターは入って無くても口溶けが良くて、とても美味しくお召し上がり頂けます。また、カステラは長崎と言われますが、当店のカステラも引けは取らないと自負しております。^^b 尚、注文販売のみで、4斤から承っております。 1斤1,500円(税別) |